外壁塗装の安い見積もりは失敗の元になる大変危険な要素の一つです。
塗装を依頼する側にとって安いことは大変ありがたいですが、相場より費用が安くなっているということはそれだけ何かの費用を削っているということ。
安さだけで工事を考えていると、悪質な業者に騙されたり施工不良や失敗の原因にもなります。
では、安い塗装工事の裏にはどんな理由があるのでしょうか?詳しく見ていきましょう。
塗料を薄める
外壁塗装を安くする方法として挙げられるのが、一つ目は塗料を薄めるという方法です。安さを重視するともちろん塗料の費用も削らなければなりません。そのため、規定の濃度より塗料を薄めるのです。
人件費のカット
技術力の高い職人には、それなりの対価を払わなければなりません。そのため、人件費を削るためにはベテランの職人を外し経験の浅いスタッフを中心に施工を進める必要があります。
このように、ベテランの職人をつけずに経験の浅いスタッフのみで塗装を行うと、失敗や施工不良が起こりやすくなってしまうのです。
工期が短い
塗装の工期は期間の分だけ、人件費や移動代などで費用がかさみます。そのため、費用を抑えて後期を短くしようとすると塗装の乾燥が不十分なまま中塗り・上塗りなどがおこなわれ、施工不良や失敗の原因となります。
見積書を出されたら、同時に塗装のスケジュールの確認をおこなうとよいでしょう。十分に塗料を乾燥させるためには約1日かかるため、下塗り・中塗り・上塗りと3日は必要になります。
足場費用の削減
足場は塗装業者にとって命綱です。その足場を簡略化して足場代をカットするということは、足場が不安定になり事故が起きてしまったり手元に集中できず確実な施行ができなくなってしまう恐れがあります。
足場代は約30坪の一般的な建物であれば15~20万円になります。この金額を目安にして、足場代の見積もりが安すぎる場合は塗装業者に安さの理由としっかりした足場が組める料金かどうか確認してみると良いでしょう。
下請け業者に発注
人件費のカットのもう一つの方法です。人件費は下請け業者に頼んで塗装してもらうと安くなります。さらに下請け業者は、中間マージンがとられるのでなんとか利益を増やそうと、時間をかけずに塗装をすぐ終わらせようとする業者も中にはいます。
これが悪循環となって、いい加減な塗装になり、結局は失敗する外壁塗装となってしまうことも。こうならないため、自社施工をおこなう業者かどうか確認してみるとよいでしょう。
以上のように、安い外壁塗装には理由があります。
・塗料を薄める
・人件費のカット
・工期が短い
・足場費用の削減
・下請け業者に発注
この他、私たちが気付かないような塗装業者ならではの削減方法もあったりします。
中には安さを売りにして、このような悪いことを平然と行っている塗装業者もいますが、すべての塗装業者が悪いわけでは決してありません。
相場より過度に安い見積もりを出されたら、必ず事前に安さの理由を確認しましょう。
また、地域密着の業者ですと地元に根付いているため、不正などが少なく適正価格で見積もりをしてくれるところが多いです。安い見積もりに騙されないためにも、地元業者を選ぶことをおすすめいたします。
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