外壁塗装は定期的にしなければいけないみたいだけど、外壁塗装をする理由や必要性がよくわからないから後回しにしてしまう…
このようなお悩みをお持ちの方はいらっしゃいませんか?
外壁塗装を行う理由や必要性を理解するということは、普段暮らしているお住まいへの理解を深め、お住まいが抱えるリスクや問題からご家族の生活の安全を守ることにも繋がります。
「そんなに汚くないから大丈夫」と安易に考えていると、いざ外壁塗装をしようとなった際、修繕費用が高くなる可能性があります。普段目につかない場所でも劣化症状が拡大していっていることも多くあるのです。外壁塗装は、お住まいを長く大切に維持していくためのメンテナンスと考えましょう。
今回は、皆さまに知ってほしい外壁塗装が必要な4つの理由について解説いたします。
外壁塗装をする大きな理由としてまず初めに、建物を保護するという点が挙げられます。見た目を良くするためじゃないの?とお思いの方もいらっしゃるかもしれませんが、実は一番重要な理由は建物を自然環境から保護するためなのです。
建物は常に紫外線や雨風などの自然環境に晒されており、地震や台風などの災害時にはさらに厳しい条件下におかれていますよね。このように、自然環境から建物を保護するためには、外壁塗装が必要不可欠になります。なぜなら外壁塗装をすることで、外壁の表面に塗膜を作り、劣化の原因から大切なお住まいを守ることができるからです。
外壁塗装には、外壁材が雨水を吸収することを防ぐ効果があります。
新築時に塗った外壁は年月を重ねると次第に色褪せ、汚れていきますよね。この状態では、建物を水から守るために必要な塗料の防水効果は期待できません。塗料には寿命があり、その寿命が過ぎた状態で外壁を放っておくと、外壁の防水効果が落ちて雨漏りが発生する原因となってしまいます。
「外壁から雨漏りなんてするの?」とお思いの方もいらっしゃると思いますが、実は屋根だけではなく、外壁塗料の寿命が過ぎ、防水効果が落ちている事が原因になる場合も多くあります。外壁のヒビ割れや雨水の通り道ができてしまうと、その隙間を通って建物に雨水が入ってきてしまうのです。
お住まいの傷みを防ぐためにも建物の防水性を高めておかなければなりません。
近年では地球温暖化の影響も相まって、夏はとても暑く日差しもとても強いですよね。夏は涼しい家の中で快適に過ごしたいものです。暑い環境での暮らしを快適にするには、外壁塗装が効果的ということをご存じでしょうか?
外壁塗装には断熱効果や遮熱効果などがあり、私たちの暮らしを快適にしてくれる役割もあるのです。
断熱塗料には室内外の熱の移動を抑える効果があるため、夏場は室外の熱を遮断し室内を涼しく保つことが可能になります。室内の温度が涼しく保てると、エアコンの効きも良くなるため節約効果や省エネ効果もあります。
経年劣化により塗膜が弱まると、防汚性が衰え砂埃や雨染みなどの汚れが付きやすくなってしまいます。外壁塗装では、撥水加工を施して水や汚れを弾くことができます。
撥水加工をすることで通常に比べ汚れが付着しにくくなり、汚れてしまった場合も高圧洗浄をしなくても簡単に汚れを落とすことができるのでメンテナンスが楽になります。
また、外壁が水を弾いている間は、カビやコケの胞子が付着しても雨と一緒に流れていくため増殖の防止が可能です。
外壁塗装をすると見た目が良くなり新築時のような美しさを蘇らせることができるというのはもちろんですが、上記のようなメンテナンスとしての役割が外壁塗装をする上で一番重要なポイントなのです。
外壁塗装がお住まいや暮らしに与える影響を理解し、適切なタイミングでしっかりメンテナンスを行って大切なお住まいを長持ちさせましょう。
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