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失敗しない外壁塗料の選び方を解説

失敗しない外壁塗料の選び方を解説

外壁塗装は、建築物の保護や美観の維持に欠かせない重要な作業です。

そのため、耐久性や耐候性などを考慮せず、安易に塗料を選ぶと塗膜の剥がれや色褪せが早く発生してしまいます。

そこで、本記事では「失敗しない外壁塗料の選び方」について解説します。

建築物の耐久性や美観を長期的に保つようにしたいという方は、参考にしてみてください。

施工で失敗しない外壁塗料の選び方

一重に外壁塗料と言っても種類や価格は多種多様なため、予算や建築物に見合った塗料を選ばなければなりません。

外壁塗料を選ぶ時に考慮すべきポイントは、以下の通りです。

  1. 素材の特性
  2. 施工しやすさ
  3. メーカーの実績
  4. 口コミやSNS
  5. コストパフォーマンス

素材の特性

外壁塗装によく使われる塗料の種類とその特性は、以下の通りです。

  1. アクリル塗料:耐候性や耐久性に優れている 平均的な相場は5,000円〜10,000円/㎡
  2. シリコン塗料:耐候性や耐久性に優れており、汚れも付きにくい 平均的な相場はり10,000円〜20,000円/㎡
  3. フッ素樹脂塗料:耐候性が非常に高く、色褪せや劣化もしにくい 平均的な相場は15,000円〜25,000円/㎡
  4. ウレタン塗料:耐久性や耐摩耗性に優れている 平均的な相場は10,000円〜20,000円/㎡
  5. シリコンアクリル塗料:耐候性や耐久性の他にも様々な機能を持っている
  6. 平均的な相場は8,000円〜15,000円/㎡

※費用相場は、地域や施工条件などによって変わります

各塗料ごとに固有の特性を持っているため、塗料を選ぶ際は外壁塗装にどのような効果を求めるかを考える必要があります。

施工しやすさ

塗料は、粘度や乾燥時間の長さによって施工しやすさが変化します。

また、外壁塗装の塗装方法には、「1回塗り」、「3回塗り」というような塗り重ねる回数や、特定の箇所に対してパターンや模様を施す「パターン塗り」などのように塗り方が異なるものなど様々な方法があり、塗装方法によって最適な塗料が変わります。

さらに、建築物が木造なのか鉄筋なのかによっても塗料の塗りやすさが異なるため、外壁塗装に使う塗料を選ぶ時には、材質や塗り方などを考慮した上で施工しやすい塗料を選ばなければなりません。

メーカーの実績

代表的なメーカーと提供している塗料の特徴は、以下の通りです。

  1. 日本ペイント株式会社:豊富なカラーバリエーションや優れたデザイン性、低VOC(揮発性有機化合物) etc.
  2. 関西ペイント株式会社:抗菌・防カビ効果、デザイン性に優れている etc.
  3. 株式会社トウペ:施工しやすさ、優れた耐候性や耐久性 etc.
  4. ダイレックス株式会社:豊富なカラーバリエーション、耐候性が高く環境に配慮されている etc.

各社の技術力は日々向上しており、業界のトレンドも日々変化しています。

外壁塗装に使う塗料を選ぶ時は、各社の実績や業界の動向を考慮しましょう。

口コミやSNS

外壁塗装に対する専門的な知識がない場合、名前や見た目、塗料に含まれている材料だけではイメージが湧きにくくなります。

しかし、Amazonやモノタロウの商品詳細ページでは、実際に商品を購入した人の感想が書かれています。

また、TwitterやYouTubeなどのSNSでは、画像や動画を用いて使用感を紹介しているため、施工時のイメージがしやすくなります。

参考にする口コミやSNSの数が少ないと評価に偏りが出てしまうため、いくつかの口コミやSNSを比較すると外壁塗装の塗料選びに失敗しにくくなります。

コストパフォーマンス

安価な塗料は、他の専用と比較して耐候性や耐久性など本来塗料が持っている効果が弱くなります。

外壁塗装の費用を少しでも抑えようとして安価な染料を選ぶと、欠損や色褪せなどが原因で定期的にメンテナンスしなければならなくなるため、総合的な費用が高くなることがあります。

一方で、大規模なリフォーム工事などをする場合、高価な塗料を使ってしまうと他の工事に十分な費用を充てられません。

以上のことを踏まえ、外壁塗装の塗料を選ぶ場合は、長期的な視点でコストパフォーマンスを考慮する必要があります。

外壁塗装を専門業者に依頼するときのポイント

簡単な塗装方法や外壁の一部の塗装であれば塗装業者に従事していない方でも問題ありませんが、難しい塗装方法を要したり建築物全体を塗装したりする場合や質の高い外壁塗装を求める時は、専門業者に外壁塗装を依頼する必要があります。

しかし、すべての外壁塗装業者が顧客の要求を最大限に満たしてくれるかというと必ずしもそうであるとは限りません。

外壁塗装を専門業者に依頼する時に失敗しないためのポイントは、以下の通りです。

  1. 実績と専門知識
  2. 施工完了までの期間
  3. 保証やアフターサービス
  4. 法令に沿った安全規定を制定しているか

実績と専門知識

実績がある専門業者は優れた技術や道具、専門知識を各職人が持っており、企業全体のベースアップがなされています。

そのため、実績や専門知識がある外壁塗装業者に依頼すると建築物にあった最適な塗装方法を選び、効果や美観が長期的に維持できるような外壁塗装をしてくれます。

外壁塗装を依頼する専門業者を選ぶ際は、ホームページや見積相談などで各業者の実績や担当してくれる職人の知識量などを比較しましょう。

施工完了までの期間

外壁塗装は、繁忙期や業者の技術力・道具などの要因により、依頼してから施工が完了するまでの期間が長くなる可能性があります。

外壁塗装の老朽化や欠損が酷いまま長期的に放置していると、見栄えが悪くなるだけでなく、カビやシロアリの発生などの悪影響が出てしまいます。

外壁塗装を専門業者に相談・見積りする際は、施工完了までどれくらいかかるかを確認しましょう。

保証やアフターサービス

外壁塗装業者は、施工後も不具合や問題が発覚した時に無償で補修してくれたり塗装状態やメンテナンス方法に関する相談に対応してくれたりとアフターサービスを提供しています。

施工に関する技術や専門知識も必要ですが、各業者が提供している保証やアフターサービスの内容も外壁塗装を依頼する専門業者を選ぶ時のポイントになります。

法令に沿った安全規定を制定しているか

外壁塗装をする時は、建築物の敷地や構造、設備などの基準を定めている建設基準法や労働者の安全と健康を確保する労働安全衛生法などに抵触しないように施工をしなければなりません。

外壁塗装業者に依頼する時には、ホームページや契約時に受け取る書類に記載されている安全規定が適切な形式で定められているかを確認しましょう。

安全規定が法令に遵守しているかどうか分からないという方は、依頼する業者が過去に起こした出来事やSNSの評判なども参考にしてみてください。

外壁塗装は建築物の価値を決める

以上、「失敗しない外壁塗装の選び方」について解説しました。

外壁塗装を定期的にメンテナンスすることには、雨や風、紫外線などによる腐食やヒビ割れを防いだり、冷暖房を効きやすくすることで高いエネルギー効率を維持したりと様々なメリットがあります。

また、良好な外観を保ち続けることは魅力的な印象に繋がり、建築物の資産的な価値を高めることにも直結します。

気分のリフレッシュなど利用者のメンタルに良い影響を与える建築物を目指すためにも、建築物に最適な外壁塗料を選んで外壁塗装を成功させましょう。

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