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外壁塗装で必要な「ケレン作業」とは?

ケレン

建築物の外壁塗装は、建物の美観を保ったり、耐久性を向上させたりと重要な役割を果たしています。
しかし、外壁塗装は年月の経過とともに様々な影響を受け、劣化や変色する可能性があります。
こうした課題の対策方法の1つが、「ケレン作業」です。
本記事では、ケレン作業の重要性や効果、作業の流れなどについて解説します。
これから外壁塗装の塗り替えなどを検討している方は、本記事を参考にしてください。

ケレン作業とは

ケレン作業は、外壁塗装における下処理工程の1つです。
サビや古い塗膜、汚れなどを洗浄・剥離する作業で、外壁塗装の完成度を左右する重要な工程です。

ケレン作業の目的

ケレン

ケレン作業を行う主な目的は、3つあります。

塗料の耐久性を向上させる

立地環境や使用している塗料の原料、建築物の材質にもよりますが、一般的に外壁塗装用の塗料は、耐久年数が5〜20年前後であると考えられています。

そんな塗料の耐久性の低下を防ぐために行うのがケレン作業です。

ケレン作業で建築物表面を整えることで、新しい塗料の密着度が増すため、塗料が外壁に密着しやすくなり、耐久性が向上します。

塗料の機能を引き出す

外壁塗装は、雨漏りや湿気、紫外線から外壁を守ることで損傷や劣化を抑えたり、冷暖房の効率を高めたりと様々な役割があります。

外壁に不純物が付いていると、塗料の効果が十分に発揮されない可能性があります。

ケレン作業をすると、塗料が外壁に密着するため、美しい外観を保ちつつ、塗料の本来の機能を最大限に引き出すことができます。

外壁塗装の完成度を高める

実際の塗装作業も重要ですが、ケレン作業も外壁塗装の完成度に起因します。

ケレン作業をすると、建築物の表面が整うため、新しい塗料が均一に塗布され、外壁の質感や色調が一層引き立ちます。

これにより、建物全体の美観が向上するだけでなく、外壁の損傷や劣化が最小限に抑えられるため、美しい状態を長期間維持できます。

ケレン作業の種類

ケレン

ケレン作業の種類は、作業の規模や方法によって以下の4つに分類されます。

1種ケレン

1種ケレンとは、鋼鉄面を露出させるほど外壁を洗浄し、不純物を全て取り除く方法です。
大がかりな機械を使用するため、一般的な戸建てで使用されることは少なく、主に橋や船など鉄筋コンクリートで造られた大きな建造物で使われます。
1種ケレンには、研磨剤を吹付けて研磨する「ブラスト工法」や高圧洗浄機などで加圧した水を使って表面を削る「ウォータージェット工法」などが利用されます。

2種ケレン

2種ケレンは、1種ケレン同様、鋼鉄面を露出させるほど外壁を洗浄し、不純物を全て取り除く方法です。
1種ケレンでは、外壁をすべて露出させますが、2種ケレンでは劣化していない部分を残すこともあります。
建築物全体に占めるサビの割合が30%を超えるかどうかが2種ケレンで対応できるかの判断基準となります。
2種ケレンでは、金属や木材の表面を磨く「ワイヤーブラシ」や研磨・サビ落としなどに使われる「ディスクサンダー」などの電気工具やブラシなどの手工具を併用します。

3種ケレン

3種ケレンは、劣化していない部分を残しそれ以外のサビや古い塗膜、汚れなどを取り除く方法です。
サビや不純物が建築物全体に占める割合によってA~Cに分類されます。
戸建てなどの規模の小さい建築物で使用される方法で、電動ブラシや、へら状の刃物に柄が付いている「スクレーパー」、皮革を薄く削る時に使う「皮スキ」などを使って手作業で不純物を落とします。

4種ケレン

4種ケレンは、細かな汚れや粉化物を落とす方法です。
規模の小さい建築物中でも、外壁の状態が良好な場合に使われます。
4種ケレンでは、サンドペーパーや研磨用のスポンジで不純物を落とし、箒やブラシなどで表面を綺麗にします。

ケレン作業の流れ

ケレン作業は、以下のような道具を使って行います。

  • ・高圧洗浄機:外壁の汚れを落とすため
  • ・剥離剤:古い塗料を落とすため
  • ・工具:不純物を落とすため
  • ・養生材:劣化していない部分を保護するため
  • ・プライマー:塗料の密着性を向上させるため
  • ・充填材:外壁にある亀裂や穴などを補修するため
  • ・作業服:安全に作業を進めるため
  • ・廃材処理用コンテナ:作業中に発生した廃材や残留物を適切に処理するため

ケレン作業は素人でもできますが、専門知識や経験に基づいた適切な作業を効率よく行うためにも専門業者に依頼することをおすすめします。

ここからは、専門業者に依頼してからケレン作業を実施するまでの流れを説明します。

見積り

まずは、専門業者とケレン作業の予算を話し合います。
一般的なケレン作業の費用相場は、1㎡あたり4種ケレンだと200〜400円前後、1種ケレンだと3,000~4,000円前後であるとされています。

費用の内訳は、以下のとおりです。

  • ・材料費: 塗装に必要な材料の費用
  • ・人件費: 職人の労働費や専門業者の作業料金
  • ・足場費用: 足場の設置や撤去にかかる費用
  • ・廃材処理費用: 作業中に発生する廃材や残留物の処理にかかる費用
  • ・その他費用: 補修や下地処理に必要な道具や機材、保護シートなどの費用

費用を抑えることも重要ですが、口コミなどの評判や作業後のアフターフォローなどサービス内容も踏まえながら依頼する業者を検討しましょう。

事前準備

作業内容や予算などに合意したら作業のための事前準備が始まります。
ケレン作業の下準備では、窓やドアなどの外壁周りを保護したり、足場を組んで作業エリアを確保したりします。
また、外壁の状態を確認して必要な作業を割り出すため、大まかなスケジュールが把握できます。

作業開始

事前準備が終わったらケレン作業に取り掛かります。
ケレン作業では、工具を使用して、塗料が密着するための小さな傷をつけてからサビや古い塗膜、汚れなどを洗浄・剥離します。
傷をつける際は、圧力や角度を調整し、傷が均一になるようにしましょう。

仕上げ

作業が終わったら仕上げに入ります。
ケレン作業の仕上げでは、補修材を使って外壁にある亀裂や穴などを補修したり、研磨剤を使用して表面を滑らかに仕上げるための手入れをしなければなりません。
仕上げをすることで、塗料の耐久性や機能性が維持されます。
また、作業エリアを清掃し、廃材や残留物は適切に処理するなどアフターサービスも実施します。

ケレン作業の専門業者を選ぶ時のポイント

多数あるケレン作業の専門業者の中から作業を依頼する業者を選ぶ時のポイントは、以下の3つです。

実績

ケレン作業の専門業者を選ぶ際は、過去の実績を確認しましょう。
Webページや広告が魅力的でも、過去に問題を起こしている業者は数多くあります。
過去のプロジェクトや顧客の口コミを確認し、信頼性の高い業者に依頼しましょう。

知識量

ケレン作業の専門業者選びにおいて、業者の持っている専門知識の量は重要なポイントです。
専門知識のある業者は、高品質な仕上がりと効率的な作業が期待できます。
見積りの際にコミュニケーションを通じて担当者の知識量を確認しましょう。

外壁塗装に関連する認定資格には、「塗装技能士」や「外装劣化診断士」などがありますが、それらの認定資格を持っているかどうかも専門知識の量を図るための指標となります。

コストパフォーマンス

ケレン作業の専門業者を選ぶ時は、複数の業者から見積もりを取得し、価格と作業内容を比較検討しましょう。
安価すぎる業者を選ぶと、品質が低かったり機関が長かったりしますが、高価すぎると私生活や事業に支障が出てしまいます。
予算内で適切な品質とサービスを提供できる業者を選ぶと全体的な満足度が高くなります。

適切なケレン作業で綺麗な外観を維持しよう

本記事では、ケレン作業の重要性や効果、作業の流れなどについて解説しました。
ケレン作業は、建物の美観を維持するだけでなく、外壁塗料の本来の機能を生かすための重要な作業です。
ケレン作業を専門業者に依頼するときは、専門業者のサービスや予算を踏まえて慎重に検討しましょう。
また、外壁塗装は、耐久年数が近づくと欠損・劣化します。
長期的に建築物を利用する場合は、外壁塗装を定期的にメンテナンスしましょう。

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