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コーキング(シーリング)工事の基礎知識と重要性を解説

外壁の目地やサッシ周りなどに使われている「コーキング(シーリング)」をご存じでしょうか?

住宅の防水・耐久性を維持するうえで欠かせない重要な部分ですが、「そもそも何のためにあるのか分からない」「どんなタイミングで補修が必要なのか知らない」という方も少なくありません。

この記事では、名古屋市の住宅環境に合わせて、コーキング工事の基本から、放置するとどうなるのか、施工方法や業者選びのポイントまで詳しく解説します。

外壁塗装とセットで検討される方はもちろん、住まいの寿命を延ばしたいとお考えの方はぜひ参考にしてください。

コーキング(シーリング)とは何か?

外壁や窓まわりを「つなぐ」防水材

コーキングとは、外壁材や窓枠などの隙間を埋めるために使用されるゴム状の柔らかい素材です。別名「シーリング」とも呼ばれます。

雨水や汚れが隙間から侵入するのを防ぐ防水材であり、建物の耐久性を保つために非常に重要な役割を担っています。

コーキングが使われている主な箇所

  • 外壁材の継ぎ目(特に窯業系サイディングボード)
  • 窓枠やドア周りのサッシ
  • 屋根板金と外壁の取り合い部分
  • 水回り(浴室、キッチン)※建物内部では別用途

これらの箇所は、構造的に動きが発生しやすい部分です。建物の揺れや温度変化に伴う膨張・収縮を吸収し、ひび割れや隙間を防ぐ役割も果たします。

コーキング工事が必要な理由と劣化のリスク

寿命は7~10年。放置すれば深刻な被害も

一般的にコーキング材の耐用年数は7〜10年といわれています。しかし、紫外線や気温差、雨風にさらされることで徐々に劣化していきます。

劣化が進むと、以下のような症状が見られるようになります。

  • 硬化して弾力を失う
  • 表面にひび割れが発生
  • 剥がれ・隙間ができる
  • コーキング自体が切れてしまう

この状態を放置すると、雨水が内部に侵入し、以下のような重大なトラブルにつながります。

  • 外壁の下地や断熱材が腐る
  • カビの繁殖や室内への浸水
  • 雨漏り・構造部の劣化

名古屋市の気候は「コーキング泣かせ」

名古屋市は、夏は猛暑、冬は乾燥、さらには台風やゲリラ豪雨も多く、コーキングの劣化が早まりやすい地域です。特に夏場の膨張と冬場の収縮を繰り返すことで、シーリング材の柔軟性が失われ、ひび割れが発生しやすくなります。

そのため、定期的な点検と、適切な時期での補修がとても重要になります。

コーキング工事の種類と施工方法

工法には「打ち替え」と「増し打ち」がある

コーキング工事には、主に2つの方法があります。

① 打ち替え工法(おすすめ)

古いコーキングをすべて撤去し、新しいものに入れ替える方法です。

最も耐久性が高く、防水性も確保されるため、外壁塗装時には基本的にこの方法が推奨されます。

② 増し打ち工法

既存のコーキングの上から、新たにコーキングを重ねる方法です。応急処置的に行われることが多く、劣化が軽微な場合や打ち替えが困難な箇所に限定されます。

使用されるコーキング材の種類

  • 変成シリコン系:耐久性があり、塗装との相性も良く外壁向き
  • ウレタン系:柔軟性があり密着力が高いが、紫外線にはやや弱い
  • シリコン系:防水性は高いが、塗料が乗らないため塗装箇所には不向き

プロの業者であれば、建物の材質や塗料との相性を見て適切な材料を選定してくれます。

一般的な施工の流れ

  1. 劣化部分の確認
  2. 古いコーキング材の除去(打ち替えの場合)
  3. プライマー塗布(接着強化剤)
  4. 新規コーキング材の充填
  5. ヘラで押さえて均一に整形

施工の丁寧さが仕上がりの美しさや耐久性に直結するため、職人の技術力が問われる工程です。

外壁塗装と同時に行うメリット

セット施工で「防水力+美観」を最大化

外壁塗装を検討している方は、コーキング工事も同時に行うのが最も効率的です。

なぜなら、外壁の塗膜とコーキングは密接に関係しており、塗装前にしっかりと下地の補修(コーキングの打ち替え)をしておくことで、塗膜の寿命が延び、建物の防水性が格段に向上します。

足場費用が1回で済む

外壁塗装とコーキング工事を別々に依頼すると、それぞれに足場設置費がかかります。

同時に行うことで足場費用が1回で済み、トータルコストの節約にもつながります。

自社施工のリョーケンなら一貫対応で安心

外壁塗装とコーキング工事の連携が不十分だと、施工ミスや無駄な工程が発生するリスクも。

リョーケンでは塗装と下地補修を自社職人が一括管理して行うため、連携ミスがなく、高品質な仕上がりを実現します。

コーキング工事を依頼する際のチェックポイント

見積もりで確認すべきポイント

  • 打ち替えか増し打ちか明記されているか
  • コーキングの使用メーター数と単価
  • 使用材料の種類とメーカー名
  • 塗装とのセット内容・工程の整合性

「コーキング工事一式」など曖昧な表現の見積もりには注意が必要です。

信頼できる業者の見極め方

  • 地元での施工実績が豊富
  • 現地調査が丁寧で、説明が分かりやすい
  • 工事中の報告(写真付き)や連絡がしっかりしている
  • 施工後の保証や点検制度が整っている

特にコーキングは“目立たない部分”のため、誤魔化されやすい箇所でもあります。誠実な施工をしてくれる業者選びが最も重要です。

名古屋市でコーキング工事をするならリョーケンへ

リョーケンは名古屋市・一宮市を中心に、完全自社施工で外壁塗装とコーキング工事を一貫して手掛けています。

  • 地元での豊富な施工実績
  • 高品質なコーキング材の選定と丁寧な仕上げ
  • 塗装・下地補修・アフターサービスまで一括対応

お住まいの状態に合わせて、「どの工法が最適か」「塗装と合わせてどう進めるか」などを丁寧にご提案いたします。

まずは無料の現地調査・診断をご利用ください。

まとめ

コーキング工事は、外壁塗装と並んで住宅メンテナンスにおける非常に重要な工事です。

見た目には分かりづらい部分ですが、防水性や気密性を大きく左右する「住まいの要」といえる存在です。

劣化したまま放置すれば、雨漏りや構造部の腐食につながり、修理費用が大きく膨らんでしまうことも。

定期的な点検と、信頼できる業者による丁寧な施工が、長く快適に暮らすための秘訣です。

名古屋市でコーキング工事を検討中の方は、ぜひリョーケンへお気軽にご相談ください。

塗装と合わせた最適なご提案をいたします。

塗装工事の現地調査・お見積もりは無料!!

リョーケンは名古屋市を中心に、尾張地区全域(一宮市・北名古屋市・稲沢市・犬山市・春日井市 など)にて、外壁塗装・屋根塗装・室内塗装・防水塗装など塗装工事一式を承っております!
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塗装に関する工事全般を取り扱っておりますので、何でもお気軽にご相談ください!

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