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屋根用塗料にはどんな種類がある?

屋根用塗料にはどんな種類がある?

屋根の塗装をお考えの方で、どの塗料を選べばいいかわからなかったりご自宅の屋根に一番合う塗料はどれだろう?とお悩みの方もいらっしゃると思います。

屋根用塗料には、室内温度を下げる遮熱効果を持つものや耐久性の高いものなど様々な種類があります。

ここでは、屋根用塗料の種類や効能についてご紹介いたします。

塗料選びの前に知っておきたい塗料の機能の種類

塗料の役割には、雨水や風、紫外線などからの建物の「保護」や「美観性の維持」ですが、それ以外にも「遮熱効果」や「断熱効果」など、私たちの暮らしを快適にしてくれる機能があります。

今回はその中でも3つの機能についてご紹介いたします。

遮熱機能

夏になると室内温度が上がり、近年では夜でもエアコンが必需品に。そのため、電気代が気になる…という方もいらっしゃるのではないでしょうか。

室内温度の上昇は、太陽光に含まれる赤外線が建物の表面温度を上げ、熱が侵入していることが原因でおこります。

昼間の屋根は表面温度がなんと60度以上となることもあり、屋根の下の下地や天井を抜けて屋内へ熱が入りこんで耐え難い暑苦しい環境を作り出してしまうことも。

そんな環境を改善するため熱を受ける一番初めの場所である屋根から対策をしようと開発されたのが遮熱塗料なのです。遮熱塗料は、赤外線を反射することにより屋根の温度上昇を抑える機能を持っています。

屋根の塗料を遮熱塗料にすることで、室内の温度上昇を抑制し熱による屋根材の劣化も抑えることができます。

室内温度を下げ、省エネ効果をお求めの方にぴったりの塗料と言えます。

遮熱塗料について、詳しくはこちらも併せてご覧ください。

遮熱塗料の6つの効果とデメリット

断熱機能

赤外線を反射することによって室内の温度上昇を抑える遮熱塗料とは異なり、太陽光による熱を塗膜に封じ込めることによって屋内への熱伝導を抑える効果を持つ塗料を断熱塗料といいます。

熱の移動を最小限に抑えられることから、冬の寒い時期は温度を外に逃さない効果もあります。

断熱塗料は外壁や内装用のものもあり、屋根は遮熱塗料、外壁・内装は断熱塗料とお好きに使い分けてみるのも良いでしょう。

高耐久性機能

高耐久性塗料とは、15年以上の耐用年数を持つ塗料のことです。他の塗料に比べ耐久性が高く、塗り替えなどのメンテナンスが少なく済むため足掻い目でみてコスト面でのメリットが大きいと言えます。

特に屋根は直射日光を最も長く浴びるため、外壁よりも劣化が早い傾向にあります。将来の塗り替え回数を少なくし、できるだけライフサイクルコストを抑えたいという方におすすめの塗料です。

また、高耐久性の中にも遮熱・断熱興亜のある塗料もあります。

塗料の樹脂によって耐久性は異なる

塗料の構成物には、溶媒、樹脂、顔料、添加物があり、その中で耐久性を決定する成分が樹脂です。

ウレタン、シリコン、フッ素などがあり、どの樹脂が使用されているかによって塗料の耐久性が異なってくるのです。

一般的に使用されている塗料の樹脂についてご紹介いたします。

ウレタン塗料

ウレタン塗料は、アクリル樹脂にウレタン樹脂を混ぜたものです。現在の主流はシリコン塗料ですが、シリコン塗料が出てくるまではウレタン塗料が一番人気でした。

安価で耐摩擦性に優れていることから、鉄階段や手すり、雨戸や樋などの付帯部に使われることが多い塗料です。

耐久年数の目安:5~7年

シリコン塗料

近年もっとも人気のあるスタンダードな塗料です。カラーバリエーションが豊富なため、お好みの色を見つけやすいのも人気の理由の一つ。また、親水性を持ち、水に馴染みやすいため塗膜表面に汚れが付きにくいといった特徴もあります。

耐久年数の目安:7~10年

フッ素塗料

初期費用はかかってもいいから耐久性を上げたいという方におすすめの塗料です。水を弾く撥水性があり、高耐候性の塗膜を作り出します。公共の建物などにも使われており、メンテナンスコストを下げたい方におすすめの塗料です。

耐久年数の目安:15年~

無機塗料

無機塗料は、塗料の中で一番の耐久性を持つ塗料です。原料に劣化の原因を含まない無機物を配合しており、フッ素塗料よりも高い耐久性を持っています。

また、無機塗料は20年以上の耐久年数あるので、現在主流のシリコン塗料より約2倍近く長持ちします。

耐久年数の目安:20年~

知っておきたいポイント

塗料の機能性や耐久性以外にも知っておくと良いポイントがあります。

色によって遮熱効果は変わる

白色より黒色の方が熱を吸収するというのは誰もがご存知かと思います。塗料にも同じことが言え、暗く濃い色になるほど日射反射率が下がるため表面温度は高くなり、明るく薄い色ほど日射反射率は高く、それに比例して表面温度も下がります。

そのため、遮熱塗料でも暗く濃い色の塗料と明るく薄い色だと、後者の方がより遮熱効果が高くなるというわけです。

屋根の表面温度と室内温度

遮熱効果のあるパンフレットには、「表面温度を◯℃、室内温度を◯℃下げることが可能」などと書かれていますが一体どれほど効果があるのでしょうか。

一般的には夏場の室内温度が2度下がることで冷房費を10%節約することができると言われております。また、実際の体感温度も下がり快適に。光熱費を削減しながらエコに快適な暮らしが実現できるというわけですね。

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